09/08/12 日銀にデフレ圧力

○追加緩和には慎重

 ・8月11日:日本銀行白川方明総裁「物価下落圧力の解消には相応の時間がかかる」
   →デフレの脅威が長引くとの見方示す
     ※デフレスパイラルの恐れは今のところないとして追加的な金融緩和には慎重
       →が、物価下落が長期化し政界・市場などから「デフレ対策」を求められる可能性



◇物価下落:
 消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)…3月に前年比マイナスに転じる
   →6月:1.7%下落…08年の原油高の反動
     →7月:下落幅、さらに広がったとの見方
 ▽日銀の物価見通し:
   ・09年度…マイナス1.3%
   ・10年度…マイナス1%程度
   →輸出・生産の回復にあわせ、物価の下落幅も縮小していくとの見方
     ※ただ市場では11年中まで、物価下落が続くとの見方多い
       →今後の動向次第では何らかの緩和策を求められる可能性も
     ※87〜91年:バブル景気…消費者物価3%程度上昇
     ※99〜01年:ゼロ金利政策消費者物価指数下落
     ※01〜06年:量的緩和政策…消費者物価指数上昇


  ▼米国:
   ・消費者物価指数…6月:前年比1.4%下落
     ※59年半ぶりのマイナス幅
       →08年の金融危機以降、世界的に需要と供給の大きな不均衡
   ・6月:米連邦準備制度理事会(FRB)、秋までに3千億ドルの国債を購入する方針表明
        →市場に大量の資金を流し続ける意向
  ▼英国:
   ・8月:中央銀行イングランド銀行国債の購入枠の拡大発表
        →「量的緩和」によるデフレ阻止の姿勢強める