09/04/07 ゲノム解読 「進化」に迫る

○見えてきた生物の共通性


ダーウィンと進化論

 ・1809:ダーウィン誕生
      →英国の医師の家/母は陶磁器会社ウェッジウッド創設者の娘
 ・1831:ダーウィン(22歳)、ビーグル号に乗船
      →5年にわたる世界一周の旅へ
   →1835:ガラパゴス諸島に到着
 ・1859:ダーウィン(50歳)、「種の起源」を出版
      →全ての生物は共通の祖先を持ち、環境に適応したものが増えていく進化論を提唱


 ・1865:修道士・メンデル、遺伝の法則を発表
      ※が、その重要性は1900年頃まで認められなかった


 ・1871:ダーウィン、「人間の由来」を出版
      →人間のルーツが霊長類にあると示す

        ※キリスト教会から非難
 ・1882:ダーウィン死去
      ※ダーウィンの進化論:
        →進化は生物の中の小さな変化が積み重なり環境に適応したものが選ばれ
          世代を超えて増えていく「自然選択」によって起こる


 ・1901:突然変異の発見
 ・1925:米・テネシー州で進化論を教えることを禁じる法律が制定
 ・1930〜40年代:ダーウィンの進化論とメンデルの遺伝の法則が統合される


 ・1953:ワトソンとクリック、DNAの二重らせん構造を発見
      →遺伝子の正体、進化の物的証拠に

 ・1968:故木村資生・国立遺伝学研究所教授、「分子進化の中立説」を発表
      →分子レベルの進化の多くは、不利でも有利でもない変異で偶然起こると考えた


 ・2003:ヒトゲノムの塩基配列の解読完了
      →ヒトとチンパンジーのゲノムがよく似ており、共通の祖先から進化したことを裏付ける
         ※両者の違いは約1.2%
         ※ゲノムに刻まれた変異の跡などから500万〜700万年前に分岐
         ※ヒトの言語能力に関わる遺伝子…「FOXP2」
 ・2005:石野史敏・東京医科歯科大教授、哺乳類の胎盤をつくるときに必要な遺伝子を突き止める
       →「1億5千万年ほど前、一つの個体に起こった変異が蓄積され自然選択で広がった」