09/08/28 社会的責任投資とは
○社会貢献や環境力を見て企業にお金を託す
◇SRI(Socially Responsible Investment):
・社会・環境などの面から企業活動を評価し投資
→金融面の利益と同時に「社会的な利益」も重視
⇒お金の力で社会をよい方向に変えようとする投資
ex)環境や、社会的少数者の雇用、途上国の人々の生活への貢献など
※株式など…ふつう企業の収益・成長性を基準に投資
※「社会的金融」「連帯ファイナンス」…SRIと狙いは同じ
→預金・出資でお金を集め、地域で社会的な活動をする非営利組織などに低利融資
※「公益資本主義」…私益・公益の両立する企業活動
→経営…利益・株価価値の最大化を目的とせず、
地域など様々な関係者・社会全体に貢献すべきとする
・欧州では運用金融資産の2割弱を占めるとの試算も
ex)ノルウェーの政府基金…独自の投資指針定める
→たばこ・軍需企業を投資対象から除外
→投資先企業に対し途上国の安い児童労働の使用や土壌汚染の放置を止めさせる
※欧米ではその9割以上が公務員などの年金基金
→日本は大半が個人投資家…環境ファンドなどの公募投資信託を購入
◇SRIの主な歴史:
・1920年代:
→米国の教会が酒・たばこ・ギャンブルなど教義に反する内容の業種を投資対象から除外
→これが最初
・1960〜70年代:
→大学の基金、労組などが反戦運動で軍需産業を、
人種差別反対で南アへの投資企業を投資対象から排斥
・1980年代:
→環境・人権・社会的少数者の支援などにも投資対象が拡大
・1990年代:
→欧州で環境関連の投資が拡大/日本でも初の「エコファンド」販売
・2000年代:
→国連が「責任投資原則」策定…約500の機関投資家などが署名
◇SRIの市場規模:
※1ドル=94円/1ユーロ=135円で換算
01年 07年 日本 1361億円 8400億円 米国 218兆円 254兆円 EU 45兆円 358兆円