09/08/24 「非東京」の若者と選挙
○「東京なき日本論」
・「ヤンキー文化論」
・文化的空間としての「地方」
・東京が象徴する旺盛な消費・右肩上がり志向とは異なる価値観・文化
→これらに着目するもの
◇三浦展(消費社会研究家):
・58年生まれ/著書「下流社会」「ファスト風土化する日本」
・本質的に50年前と変わっていない日本人が存在
→最新の情報・社会情勢に触れていない
・彼らの投票行動…おそらくシンプルで「人柄」「人相」が大事
・流されやすさも変わらない日本人らしさ
・「近所づきあい/上司とのつきあい」…少し前まで否定される
→が、最新の意識調査の結果ではその傾向が止まったり反転したり
ex)各地でのよさこい祭り
→若者たちが新たなコミュニティーを求め日常の鬱憤を晴らしたいため
⇒こういう人たちが幸せな社会であるべき
◇阿部真大(甲南大講師・社会学):
・76年生まれ/著書「搾取される若者たち」
・旧来からのヤンキー的地元志向…東京には行けないから地元で生きるしかない
→憧れの対象「東京」との対比としての地元志向
・近年広がる地元志向「フラットな地元志向」…地元がいいよね
→「東京」がもはや象徴ではない…特別な憧れ・批判もない
→消費の輝いていた時代の中心…「東京」
→「地元ではできない暮らしが東京でなら出来る」
⇒が、もはやそのような消費・物語が成立しない
・地方が苦しい時代…彼らの意識を制度的に生かす方法が必要
→彼ら自身、ささやかな暮らしでいいから地元で生きていけるようにと願っている
◇木村俊介(インタビュアー):
・77年生まれ/著書「変人 埴谷雄高」
・地方の若者…あらがうことはせず、社会のシステムを受け入れる
→自分の親しい人を守るために何とかサバイバルしようとする
・政治的発言もしたがらない傾向(意見は持っていても)
→世の中を変革するために時には現実の細部を省略して断言するようなことはしたくない
→「冷静な奴隷」の立場…末端から世の中を眺める目線
※暗い話ばかりではなく夢を捨てているわけでもない
※大きな視点から考えるとその振る舞いの是非はわからない
→が、頼もしいし信頼している