09/08/22 恋愛を科学する婚活の女神

○ヘレン・フィッシャーさん(人類学)

 ▼コロラド大で修士・博士号取得/ラドガース大研究教授
 ▼著書:
   ・「愛はなぜ終わるのか−結婚・不倫・離婚の自然史」(草思社)
   ・「『運命の人』は脳内ホルモンで決まる!」(講談社から10月発売予定)



◇恋愛のメカニズム解明の研究:
 fMRI(機能的磁気共鳴断層撮影装置)でカップルの脳内調査
   →熱烈に愛し合うどのカップルも脳の共通する場所が激しく活動
      ×感情に関係する比較的新しい部分
      ○もっと奥深く、全ての脊椎動物に共通する原始的な脳の分野
        ⇒考えたりするものではなく、抑えきれない衝動


 ▼四つの性格タイプ:
   1)冒険型…脳内のドーパミンが多く、リスクを恐れず冒険好む
   2)建設型…セロトニンが多く、伝統的で落ち着いていて家族に愛着を感じる
   3)指導型…テストステロン値が高く、大胆で独創的、意志が強く率直
   4)交渉型…エストロゲンが多く、全体像を描き長期的な計画を立て社交性に優れている
   →どの人も4つの要素を持つ…重要なのはバランス


 ▼惹かれやすいタイプ:
   ・冒険型・建設型…それぞれ自分と似たような人を好む傾向
   ・交渉型→指導型に/指導型→交渉型に


 ▼人を好きになる理由:
   ・人類…交配と生殖のために3つの脳内システムを進化させてきた
     1)恋愛…どきどきして相手のこと以外、目に入らなくなる高揚感
     2)性欲…ほぼどんな相手でも関係を結べる脳システム
     3)愛着…長い間付き合っている相手に抱く、落ち着いた感情
     →そのうち何を大事にするかについては文化背景・個人によって異なる
       ⇒自分・相手が何を考え・感じ・表現するのか理解することが必要