09/05/18 解散 都議選後が軸

○政府・与党内では衆院解散の標準を
 東京都議選(7月12日投開票)後に合わせつつある


  ▼背景:

    ・鳩山新代表の誕生で民主党の支持率が回復
    ・麻生首相、09年度補正予算案・関連法案の成立優先戦略を崩さず
    ⇒政府・与党、6月3日までの国会会期を7月下旬頃まで延長する方針



◇今後の主な政治日程と解散シナリオ:

事項
通常国会会期末(会期延長)
  12 補正予算案、自然成立
  16 国民年金改正案、再可決可能に
  22 海賊対処法案、再可決可能に
8〜10 G8サミット(イタリア)
  12 東京都議選投開票日/税制改正法案、再可決可能に
  下旬 補正関連法案、再可決可能に/通常国会会期末?
  28 解散シナリオ1・公示日(8月9日投票)
18 解散シナリオ2・公示日(8月30日投票)
  お盆明け 臨時国会召集?
  お盆明け 解散シナリオ3・公示日(9月前半投票)
10 衆院議員任期満了
  30 自民党総裁任期満了


 ▽早期解散シナリオが事実上困難に:
   ・鳩山氏の代表就任→世論調査民主党への期待感戻る
     →政府・与党の検討内容:
       ・6月3日までの国会会期を7月中・下旬まで50日前後延長
       ・補正予算案…5月13日に衆院通過→6月12日に自然成立
       ・税制改正法案…参院民主党が審議引き延ばしに出れば
                 再可決できるのは7月12日以降
       ・政策投資銀行法改正案など5法案…再可決は7月下旬にずれこむ可能性


 ▽解散シナリオ1…8月9日投開票:
   ▼河村官房長官(17日・TV番組にて):
     →補正予算案・関連法案の成立、G8サミット(7月上旬)までは
       衆院解散に踏み切らないとの見方を示唆
   ▼麻生首相
     →補正予算案・海賊対処法案など重要法案の成立優先方針変えず
       ※補正予算・最低限の重要法案を成立させ「実績」アピールしたい


 ▽解散シナリオ2…8月30日投開票:
   →東京都議選(7月12日投開票)で与党苦戦など民主党の復調が本格的になった場合
     +公明党…都議選と出きるだけ間隔を空けたお盆明けが望ましい
   ▼金子国土交通相(14日表明):
     →土日・祝日に限り高速道路の普通車料金・上限1000円に引き下げ措置を
       「お盆期間」にも適用する考え
         ※自民党・菅氏は「夏休み全体」に広げることも検討


 ▽解散シナリオ3…9月前半投開票:
   →民主党の勢いが衰えず解散をさらに先送り
     →通常国会を閉じ内閣改造
       ⇒臨時国会召集して冒頭解散に踏み切るシナリオ
    ※衆議院の任期満了(9月10日)に迫り、麻生政権に不利な事態が起きた場合、
      立て直しが効かず、改造にはスキャンダルなどのリスクも伴うため否定的な声も




民主党の動き/役割分担:
 鳩山代表岡田克也幹事長・小沢一郎代表代行に据える
        →小沢氏にポストを与え総選挙の任務を明確にすることで
          「院政」との批判を回避可能との考え
   ▼小沢代表代行…労組・他の野党との調整など選挙実務担当
   ▼岡田幹事長…テレビ討論など政策発信の先頭に


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