09/05/02 憲法草案に「陪審制を」
○弁護士ら修正求め、63年経て結実
・1947年5月3日:日本国憲法施行
・その前年(1946年)5月:
→当時の弁護士、陪審制を憲法条文に書き込むよう修正を求めた文書が存在
▽既に知られていたこと:
・46年6月:日本弁護士協会・東京弁護士会が連名で陪審制の導入を求めた修正案公表
→今回見つかった文書はこれに先駆け書かれた
▽今回見つかった修正案:
・46年5月17日:「司法改革同志会(会長・清瀬一郎)」がまとめる
→終戦直後に法曹有志によって発足
・政府草案について「平和日本建設の基本法・最高法たるにふさわしい」と評価
→が、司法分野について6つの修正点を挙げる
・最高裁判事は弁護士から選出
・逮捕状を出すことができる機関を裁判所に限定
・陪審制度の採用を求める
▼被告・弁護人が求めた場合、第一審は陪審に付す義務
▼陪審員は有罪か無罪かを評決
▼陪審員は衆院選と同時に国民が選挙
・陪審制度を求める理由も
→憲法改正草案の全体を流れている精神に照らして裁判に民意を採り入れ必要
※日本における「陪審制」:
・1928:陪審制採用
・1943:戦況悪化などのため停止
・戦後:GHQ、憲法草案つくる過程では陪審制の採用うたわれる
→が、途中で消える⇒現憲法に陪審制は盛り込まれず