09/05/28 御手洗経団連経団連 成果残せるか
○2期4年の最終年
→5月28日:日本経団連・御手洗冨士夫会長、2期4年の最終年に入る
◇「御手洗経団連」の歩み:
年 月 事項 06 5 御手洗氏、定時総会で会長に就任 07 1 任期中の方針「希望の国、日本」(御手洗ビジョン)発表 3 道州制実現を求め提言 12 春闘での賃上げを容認 08 5 基礎年金の全額税法式提言 12 春闘へ「賃上げより雇用」の方針表明 09 2 経済危機対策として「日本版ニューディール」発表 3 雇用安定・創出へ政府・連合と政労使合意 ▽御手洗氏:
・それまでの財界の主役だった重厚長大産業と異なり、
国の保護を比較的受けない情報機器産業・キヤノン出身
→しがらみのない発言・政策提言にきたい集まる
・小泉元首相の靖国神社参拝問題:
→御手洗氏:「政治決着を望む」と述べるにとどめる
※経済同友会からは参拝求める提言も
・07年の「希望の国、日本」(御手洗ビジョン):
・10年代初頭までの憲法改正/愛国心醸成など
→安倍首相の公約と響き合う項目も
・法人税率引き下げ・消費税増税なども盛り込む
→未だ実現せず
・07年に政府内に道州制をめぐる懇談会置かれる
→御手洗氏、必要性力説
⇒が、議論盛り上がらず
…公務員・議員の削減につながる問題で実現困難
※かつての有名経団連の会長:
▼石坂泰三氏…時の鳩山一郎首相に退陣要求つきつける
→「財界総理」との異名
▼平岩外四氏…政治献金あっせん廃止に踏み切る
⇒政治との緊張感ある